2013年新たな幕明けの年となりましたが、皆様は、お正月どの様にお過ごしでしたか・・
私は、尊敬する方から教えて頂いた言葉がずっと心に響いており、深く味わう貴重な時間を過ごさせて頂きました。
以下、ご紹介しますね。
「年頭自警」 安岡正篤先生(陽明学者)
一、年頭まず自ら意気を新たにすべし
二、年頭古き悔恨(かいこん)を棄(す)つべし
三、年頭決然滞事(たいじ)を一掃すべし
四、年頭新たに一善事を発願(ほつがん)すべし
五、年頭新たに一佳書を読み始むべし
(『安岡正篤 一日一言』より)
年の初めに当たって、
まず自らを奮い起こして意気を新たにし、
過去の出来事に対する悔恨の気持ちを捨て、
断固たる決意をもって、滞っていたことを片づけ、
世の中への貢献につながる新たな目標を掲げて達成を決意し、
精神を高めるような良書を新たに読み始める。
以上、5つの項目なのですが、
その一つの「精神を高めるような良書を新たに読み始める。」
という項目に心惹かれ、昔読んでいた松下幸之助さんの
「素直な心になるために」
を読みました。
松下さんの本は何度、読んでも自分の心の指針となり、心に響いたので文を紹介させて頂きたいと思いました。
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「素直な心とは」 松下幸之助 「素直な心になるために」より抜粋
素直な心とはどういう心であるかといいますと、それは単に人に逆らわず、従順であるというようなことだけではありません。
むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容を持つものだと思います。
つまり、素直な心とは、私心なくくもりのない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心
といえるでしょう。
そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。
だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。
物事の真実を見きわめて、それに適応していく心だと思うのです。
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物事の実相をつかみ、あるがままを見つめていける柔軟でしなやかな心を持てる人となれる様、感性磨きを楽しむ一年となれたな。と思う瞬間でした。
今年は、お一人、お一人の個性に磨きがかかり、無限の可能性の扉が開き易い。と言われています。
自分の心に正直に、素直に、ありのままの自分を受け入れ、中心軸を保っていきたいものですね。
ご縁ある皆様のエンパワーメント(本来の自分の力)のサポートをさせて頂ける様、私も、素直な心で真摯にひたむきにお志事をさせて頂きたいと思います。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
皆様にとっても輝かしい一年となります様、お祈り申し上げます。
ブログ訪問有難うございました。
ちゅら縁かいな パーソナル・コーチ 喜納優子